不揮発メモリ

メモリには、電源の遮断とともにデータが消失するメモリだけではなく、電源を遮断してもデータを保持できるメモリがあります。これを不揮発性メモリと呼びます。たとえば、STT-RAMはその一例です。不揮発性メモリは、高速に読み出しが出来る、リーク電力が低い、高集積であるといった利点がある一方、書き込むための電力が大きいという欠点を持ちます。

そこで、この研究では、なるべく少ない不揮発性メモリを用いて回路を設計する、また、不揮発性メモリへの書き込み回数をなるべく少なくする等、工夫することにより、低消費電力回路を実現する研究を行っています。

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