エネルギーハーベスティング回路

エネルギー・ハーベスティングとは、普段我々が無駄にしている身の回りの環境にさまざまな形態で存在するエネルギー(熱、振動、光、電波など)を採集し、電力に変換する技術のことです。それらの採集を効率的に行うことが可能になれば、電池の取り換え等が不要な独立したデバイスのエネルギー源を確保することができ、バッテリーレスデバイスを応用が増すと考えられます。

エネルギー・ハーベスト回路の研究では、人間や物の動きから発電する研究に着目しています。例えば、人間の動きには手の振り以外にも、足踏みや腰の動きなどもあます。足踏みの圧力を変換する例として、靴の内部にエネルギー変換回路を組み込む、人の歩行時に発電するという試みがあります。

本研究は、圧電素子を用いて効率よくエネルギー変換回路設計や安定な電力供給システム設計の研究を取り込んで、実際な回路・システムの設計・実装などを行っています。

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